鈴代 篤司-01

(オンラインゲームを除いて)今では珍しい部類となった
“キャラ設定を自由に作れるゲーム”のクロスブラッド。
今は“アバター”という便利な単語があるおかげで初見の人にも
説明しやすくて助かりますね^^


で。そんなアバターシステムで外見が作れるなら中身も自分で思うまま!
となればやっぱり妄想大事!
という事で隙を見ては思うがまま語ってみる事にしました(笑)
興味があればクリックして続きをどうぞー。


まず一人目は黒騎士とドキドキ(?)な出会いを体験したアツシから。


鈴代 篤司 [すずしろ・あつし]
高等部2年 17歳  177cm・♂


子供の頃に母親が事故死した事を除けば、家庭環境、学力、身体能力
その他諸々がほとんど“中の上”に位置する、ある意味平凡学生。
日輪学園にもごく普通に入試を受け、無難な成績で入学する。
(もしかしたら試験の結果が悪くてもコードライザーとしての資質が
あると認められたらパスしちゃっていたのかもしれない)


劣悪な成績や素行の悪さで教師に目を付けられる事もない代わり
際立った才能で目立つ事もないので存在感は自然と空気化。
1年の頃は一般の生徒と同じように授業受けたり遊んだりしていたが、
2年生になって進路の話題も本格化してくると、これからの事を考える一方で
今までを振り返り、平凡な自分自身に多少なりとも嫌気がさしていたとか。


心の何処かで変化を求めながらも、自分からは変われないまま迎えた冬に
まるで見当違いの方向から その『変化』は訪れる。


拉致、黒騎士、エクス入隊―――


普通ならばパニックも起こしそうな出来事だったが、篤司が持つ
唯一の長所として“心身ともに器用で柔軟”という面があったため
戸惑いながらも割とすんなり馴染んでしまう。
かといって隊長たちほど熱くならない辺りはやっぱり中の上性分か。
メインブラッドを決める際には攻守兼用できそうな王騎士を選びかけたが
『何かひとつに秀でる事』を目指したいと思い直して戦術士へ。


彼なりの『変化』の兆しだったかもしれない。